こんにちは。福岡市早良区有田・次郎丸エリアの歯医者「次郎丸デンタルクリニック」院長の木村健吾です。
皆さんは、口を開けたときに顎が痛んだり、カクカクと音が鳴ったり、口が開きにくくなった経験はありませんか?
もしそんな症状がある場合、それは「顎関節症」のサインかもしれません。
顎関節症は、実は虫歯・歯周病と並ぶ、歯科の三大疾患のひとつとも言われています。
今回は、顎関節症についてわかりやすく解説していきます。
顎関節症の主な症状
顎関節症の症状には、次のようなものがあります。
• 口を開けると痛みがある(開口時痛)
• 口が開きにくい、または大きく開けられない(開口障害)
• 口を開け閉めするたびにカクカク、シャリシャリと音が鳴る(関節雑音)
このうち一つでも当てはまる方は、早めのご相談をおすすめします。
顎関節症はどんな人に多い?
顎関節症は特に20〜24歳の女性に多いとされています。
(厚生労働省の歯科疾患実態調査より)
もちろん男性や他の年代にも起こる可能性はありますが、女性に多い傾向がある病気です。
顎関節症が起こる原因とは?
顎関節症の原因は一つではありません。
いくつかの要素が重なり合って、発症すると考えられています。
代表的な原因
• 噛み合わせの乱れ(歯列矯正後や歯科治療後に変化することも)
• 歯ぎしり・食いしばり(筋肉や関節への負担)
• 頬杖、うつ伏せ寝、スマホやパソコン使用時の姿勢
• ストレスによる無意識の噛みしめ
• 交通事故や転倒などの外傷
• スポーツ時の強い噛みしめ
これらの原因が重なることで、顎の関節や周囲の筋肉に限界がきて、症状が現れます。
顎関節症の体の中で起こっていること
顎関節症は、次の4つのタイプに分類されます。
• 咀嚼筋(噛むための筋肉)の痛み
• 顎関節そのものの痛み
• 関節円板(クッション役)のズレや障害
• 顎関節の骨の変形
一つだけが原因の場合もあれば、複数が組み合わさっていることもあります。
顎関節症の治療方法
症状の程度や原因に合わせて、治療法を選択していきます。
1. 生活習慣の見直し
• 頬杖をやめる
• 硬い食べ物を控える
• 姿勢を正しく保つ
• ストレスをためない
まずは日常生活で、顎への負担を減らす工夫をしていきます。
2. 薬物療法
痛みや炎症が強い場合には、消炎鎮痛薬を使用して症状を緩和します。
3. 運動療法(顎のリハビリ)
医師の指導のもと、無理のない範囲で顎を動かすトレーニングを行います。
4. 物理療法
マッサージ、温熱療法、電気治療などで血流を良くし、痛みや腫れをやわらげます。
5. マウスピース治療(スプリント療法)
夜間にマウスピースを装着し、顎を安静な状態に保ちます。
現在では、顎関節症の治療の第一選択肢となっています。
6. 噛み合わせの調整
噛み合わせや歯並びに問題がある場合には、補綴治療や矯正治療を検討することもあります。
7. 外科的治療
ごくまれに、症状が重度で他の治療法で改善が見られない場合には、関節内の手術を検討することもあります。
ご自宅でできるセルフケア
セルフケアも症状の改善にはとても大切です。
• 硬いものを無理に噛まない
• 大きな口を開けない(あくびに注意)
• 猫背にならないよう、姿勢を正す
• 同じ姿勢を長時間続けない(ストレッチを取り入れる)
• 頬杖をやめる、うつ伏せ寝を避ける
日常の小さな意識が、顎の負担を減らしてくれます。
まとめ
• 口が開かない
• 顎が痛む
• カクカク音が鳴る
こんな症状に心当たりがある方は、無理せず早めに歯科医院にご相談ください。
次郎丸エリアで顎関節症にお悩みの方は、ぜひ「次郎丸デンタルクリニック」へ。
あなたのお悩みに合わせて、負担の少ない治療法をご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
