「親知らずは抜くべき?抜かない選択はあり?」迷っている方へ解説します

2025/04/16 【むし歯, 予防, 口腔外科, 歯周病

こんにちは。福岡市早良区有田・次郎丸エリアの歯医者「次郎丸デンタルクリニック」院長の木村健吾です。

「親知らずって、抜いた方がいいんですか?」

「今は痛くないけど、ほっといてもいいですか?」

こういったご質問を、よく患者さんからいただきます。

親知らず(智歯)は、人によって生え方も位置も違うため、

“抜いたほうがいいケース”と“様子を見ていいケース”があるのが実際のところです。

今日は、そんな親知らずについて、

「抜く?抜かない?」の判断のヒントをお伝えします。


■ 親知らずってどんな歯?

親知らずは、奥歯のさらに奥に生えてくる「第3大臼歯」のこと。

通常は上下左右に1本ずつ、合計4本生える可能性があります(ただし、そもそも生えてこない人もいます)。

名前の由来は、昔の人が“親の手を離れた頃(だいたい10代後半〜20代)に生えてくる”から。

問題なのは、この歯がまっすぐ生えてこないことが多いという点です。


■ 親知らずは「抜いたほうがいい」ケース

以下のような場合は、将来的なトラブルを避けるために抜歯をおすすめすることが多いです。

・ 横向きや斜めに生えていて、他の歯を押している

→前歯の歯並びが悪くなる原因にもなります。

・ 歯ぐきが腫れやすい、痛みを繰り返す

→「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」と呼ばれる炎症のリスクがあります。

・ 隣の歯(第二大臼歯)に悪影響を及ぼしている

→虫歯や歯周病のリスクが上がるため、放置は危険です。

・ 十分に歯ブラシが届かず、清掃不良になっている

→親知らずだけでなく、周囲の歯まで巻き添えになる可能性があります。


■ 「抜かなくてもよい」ケースもあります

逆に、次のような場合は、すぐに抜歯しなくても問題ないことが多いです。

・ まっすぐ生えていて、噛み合わせにも参加している

→正常な歯と同じように使えていれば、残してもOK。

・ 痛みや腫れがなく、清掃状態も良好

→定期的にチェックしながら、経過観察で対応できます。

・ 骨の中に完全に埋まっていて、問題を起こしていない

→無理に抜かず、CTなどで様子を見る場合があります。


■ 抜歯するタイミングはいつがいい?

痛みや腫れがあるときは、炎症を落ち着かせてから抜く必要があります。

特に20代のうちに抜歯を検討するのがおすすめです。

理由は:

• 骨がやわらかく、治りも早い

• 高齢になるほど抜歯後の腫れ・回復がゆっくりになる

無理に急ぐ必要はありませんが、「いつか抜くかも」と思っているなら、痛みのないうちに検討しておくと安心です。


■ 最後に:判断に迷ったら、まずはご相談を

親知らずは、「まだ痛くないし…」と後回しにしてしまいがち。

でも、放っておくと突然腫れる・虫歯になる・歯並びに影響するなどのリスクがあることも。

次郎丸デンタルクリニックでは、CTを用いた立体的な診断も可能です。

「抜くべきかどうか分からない」という方も、まずは状態を見てから、一緒に考えていきましょう。

当院で対応可能なケースは当院にて抜歯を行います。患者さんにとって高次医療機関での抜歯が望ましいと判断した場合には、通院可能な曜日、時間を相談させてもらった上で紹介状を書かせてもらっています

最後までお読みいただきありがとうございました!

 
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