こんにちは。
福岡市早良区有田・次郎丸エリアにある「次郎丸デンタルクリニック」院長の木村健吾です。
鏡を見たら舌が白い…これって大丈夫?
朝、歯を磨くときにふと鏡を見て、
「なんだか舌が白くなっている」と感じたことはありませんか?
患者さんからも、
「舌が白いのは病気ですか?」「口臭と関係がありますか?」
という質問をよくいただきます。
結論から言うと、多くの場合は「舌苔(ぜったい)」と呼ばれる汚れです。
ただし、中には病気が関係しているケースもあります。
今日は、その違いや家庭でできるケアについてお話しします。
舌が白く見える原因は?
舌の表面には、細かい突起(舌乳頭:ぜつにゅうとう)がたくさんあります。
その隙間に食べかすや口の中の細菌、はがれた粘膜などが溜まると、
白っぽい膜のように見えることがあります。これが「舌苔」です。
舌苔は誰にでも多少はありますが、
寝起きや疲れているとき、口呼吸をしているときなどに増えやすくなります。
舌苔がつきやすくなる4つの原因
- 口の中が乾いている(ドライマウス) 唾液の分泌が減ると、汚れを洗い流す力が弱まり、舌に白い膜がつきやすくなります。
- 口呼吸のクセ 鼻ではなく口で呼吸をしていると、舌が乾燥して白い苔が厚くなります。
- 胃腸の不調やストレス 体調が落ちて免疫力が下がると、口の中のバランスも乱れます。 風邪をひいたときに舌が白くなるのもこのためです。
- 義歯や詰め物の影響、清掃不足 舌の動きが制限されると、自然な自浄作用が弱くなります。
舌が白い=必ずしも汚れとは限らない
実は、舌の白さの中には病気が隠れている場合もあります。
次のような症状があるときは、早めの受診をおすすめします。
- 白い部分がはがれない、または痛みがある
- 舌の片側だけに白い線や盛り上がりがある
- 金属の詰め物や入れ歯の近くに白い部分がある
- 白さが数週間以上続く
このような場合には、
- カンジダ性口内炎
- 白板症(はくばんしょう)
- 貧血や栄養不足などの可能性があります。
特に白板症は「前がん病変」とされており、放置は危険です。
舌苔の正しいケア方法
「白いから取らなきゃ」と思って、強くこすっていませんか?
実は、舌の表面はとてもデリケートで、こすりすぎると炎症を起こすことがあります。
舌ケアのポイント
- 専用の舌ブラシを使用する(歯ブラシは硬すぎます)
- 朝の歯磨き後に1日1回だけ行う
- 舌の奥から手前に向かって軽くなでるように3〜5回
- 舌苔が少ない人は、何もつけずに清掃で十分
- 口臭が気になる人は、保湿成分入りのマウスウォッシュを併用

(ライオン歯科衛生研究所より引用)
舌苔を減らすための生活習慣
- 水分をしっかり摂る(1日1.5Lを目安に)
- 鼻呼吸を意識する
- よく噛んで食べる(舌を自然に動かす)
- 寝る前は必ず歯磨きと舌ケアを行う
- 睡眠不足やストレスを溜めない
こうした習慣の積み重ねで、舌苔は自然に減っていきます。
次郎丸デンタルクリニックでの対応
当院では、舌の白さが「汚れ」か「病変」かを慎重に確認します。
また、ドライマウス・口臭・義歯の刺激など、舌苔の原因となる要素も総合的に診ています。
最近では、ストレスや自律神経の乱れが関係する「舌痛症」の方も増えています。
痛みがある、ヒリヒリする、といった症状もお気軽にご相談ください。
まとめ:舌が白いのは体からのサイン
舌は「体調の鏡」とも言われています。
白くなるのは、口や体のバランスが少し崩れているサインかもしれません。
放置せず、気になったときに早めにチェックすることで、
むし歯・歯周病・口臭の予防にもつながります。
次郎丸デンタルクリニック
〒814-0033 福岡市早良区有田5丁目23−26
TEL:092-836-6633
舌の白さや口臭が気になる方は、お気軽にご相談ください。
一人ひとりに合ったケア方法をご提案いたします。
