歯ぐきが腫れる・血が出る…それ、歯周病のはじまりかもしれません

2025/04/15 【セルフケア, 歯周病

こんにちは。福岡市早良区有田・次郎丸エリアの歯医者「次郎丸デンタルクリニック」院長の木村健吾です。

毎日の診療の中で、こんな声をよく耳にします。

「歯ぐきが時々腫れるけど、これって大丈夫なんですか?」

「歯を磨いたら血が出たんですけど、もう歳のせいですかね?」

こういった症状、実は歯周病の初期サインであることが多いんです。

歯周病は、自覚症状がほとんどないまま進行することが多く、気づいたときにはかなり進んでいた…なんてことも珍しくありません。しかも、放っておくと歯を失う原因の第1位になることも。

今回は、そんな歯周病の初期症状と、ご自宅でできる予防法についてお話ししていきます。


歯周病の初期症状ってどんなもの?

歯周病は、はじめは「歯肉炎」という軽い炎症からスタートし、進行すると歯ぐきが下がったり、歯がグラグラしてきたりします。初期の段階では痛みが出にくいので、見逃されがちです。

以下のような症状がある方は、要注意です。

◾ 歯ぐきが赤く腫れる、または出血する

歯磨きや食事のときに、出血することはありませんか?

特に朝、歯を磨いたときに血が出る人は注意が必要です。

◾ 歯ぐきがむずがゆい・しみる

「なんとなく歯ぐきが違和感ある」「チクチクする気がする」

そんな曖昧な感覚も、実は炎症のサインかもしれません。

◾ 歯と歯の間に歯石がついている

歯と歯ぐきの境目に硬い汚れがついていませんか?

これは「歯石」といって、歯周病菌の住処になりやすいんです。

◾ 歯周ポケットが深くなる

歯と歯ぐきの間にできる「溝」が、徐々に深くなっていきます。

でもこの変化は痛みがないため、本人はなかなか気づけません

◾ 口臭が気になるようになった

最近、口臭が気になっていませんか?

細菌の増加によって、独特なニオイが出てくるのも歯周病の特徴です。


自宅でできる!歯周病予防の5つの基本

まだ初期の段階なら、毎日のセルフケアで進行を食い止めることも可能です。

以下の5つ、ぜひ生活に取り入れてみてください。

① やさしく、しっかり歯を磨く

歯周病予防の基本はプラーク(歯垢)をきちんと落とすこと

歯と歯ぐきの境目をなでるように、やわらかい歯ブラシで磨くと効果的です。


② フロスや歯間ブラシを使う

歯ブラシだけでは届かない、歯と歯の間の汚れ

フロスや歯間ブラシで、見えない場所もきれいにしましょう。

▶ すき間の大きさに合ったサイズを選ぶのがポイントです。


③ 薬用の洗口液を取り入れる

クロルヘキシジンなどが入った薬用うがい液は、菌の繁殖を抑える手助けになります。

▶ ただし、「うがいだけで大丈夫」というのはNG。あくまで歯磨きの補助として使いましょう。


④ 生活習慣を見直す

たばこを吸う方、糖尿病がある方、ストレスや睡眠不足が続いている方…

こうした要因は歯ぐきにも悪影響を与えます

▶ 無理のない範囲で、生活のリズムや食生活を見直してみてください。


⑤ 歯科医院での定期クリーニング

歯石は、一度ついてしまうと自分では取れません

歯科医院で、専門の器具を使って定期的に除去することが、歯周病予防には欠かせません。


歯ぐきのサインを見逃さないでください

• 「たまに血が出る」

• 「少し腫れてるような…」

• 「最近、ニオイが気になる」

こんな小さな変化も、歯周病の始まりかもしれません。

でも、早めに対処すれば、進行を食い止められます。

年齢のせい、と決めつけずに、気になることがあればいつでもご相談ください。

当院では、できるだけ痛みの少ない、安心できる診療を心がけています。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 
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