唾液と心の意外な関係【次郎丸デンタルクリニック】
こんにちは。
福岡市早良区有田・次郎丸エリアにある歯医者、「次郎丸デンタルクリニック」院長の木村健吾です。
「最近、口の中がカラカラする」
「水を飲んでもすぐ乾く気がする」
「寝ているときに口が開いていて、朝起きると喉が痛い」
そんな経験はありませんか?
実はそれ、単なる“乾燥”ではなく、**ストレスによる唾液量の低下(ドライマウス)**が原因かもしれません。
「え、ストレスと唾液って関係あるの?」
そう思う方が多いのですが、実はこの2つ、驚くほど密接な関係があります。
ストレスで口が乾くって本当?
私たちの体は、ストレスを感じると「交感神経」が優位になります。
交感神経とは、緊張や不安を感じたときに働く神経。
たとえば、プレゼンの前や初対面の人と話すときに手に汗をかいたり、ドキドキしたりしますよね。
実はその瞬間、体の中では「唾液を出す神経(副交感神経)」の働きが抑えられているのです。
つまり、ストレスが続くと唾液の分泌が減り、口の中が乾く=ドライマウスの状態になります。
ストレスによる唾液量の変化のサイン
以下のような症状がある方は、ストレスによる唾液減少の可能性があります。
- 口の中が乾く
- 舌がピリピリ痛い
- 食べ物が飲み込みづらい
- 朝起きると喉が痛い
- 歯がしみる(知覚過敏)
- 虫歯や歯周病が繰り返しできる
特に「歯がしみる」「歯が動く」「歯石がすぐつく」と感じる方は要注意です。
唾液には虫歯菌や歯周病菌を抑える自浄作用があるため、唾液量が減ると細菌が活発になります。
「最近、歯が痛い気がする」「歯を抜かないといけないのかな?」と感じる方も、
実はその背景に“ストレス性ドライマウス”が隠れていることがあります。
唾液の働きってこんなにすごい
唾液は単なる「水分」ではありません。
実は、口の健康を支える“万能液”です。
唾液の5大パワー
- 殺菌作用:虫歯菌や歯周病菌の増殖を防ぐ
- 再石灰化作用:歯の表面を修復してむし歯を防ぐ
- 潤滑作用:発音・食事・飲み込みをスムーズに
- 緩衝作用:食後に酸性に傾いた口内を中性に戻す
- 味覚保持:味を感じやすくする
このどれかが欠けても、口の環境は一気に崩れます。
唾液が減ると、歯石がつきやすくなったり、口臭・歯周病の原因にもなるのです。
ストレス社会で増える「隠れドライマウス」
最近では、患者さんから
「職場のストレスで口が乾く」「夜になると舌がヒリヒリする」という声を多く聞きます。
仕事・家事・育児など、常に緊張状態が続くと、交感神経が働きっぱなしに。
この状態では体も休まらず、唾液の量も減りっぱなし。
しかも、マスク生活が長かった影響で「自然に口呼吸になっている人」も増え、
ドライマウスを悪化させる要因になっています。
唾液が減ると、歯にもこんな影響が…
唾液の減少は、見た目では気づきにくいけれど、歯の寿命を左右する大問題です。
- むし歯ができやすくなる
- 歯周病が進行しやすくなる
- 根管治療後の歯が再感染しやすくなる
- セラミックやインプラントの予後にも影響
たとえば、セラミックの被せ物をしていても、周囲にプラークがつけば歯ぐきが腫れます。
インプラントも同じで、唾液の流れが悪いとインプラント周囲炎のリスクが上がります。
つまり「ストレス → 唾液減少 → 口腔内悪化」の流れは、
保険治療だけでなく、自費治療にも深く関係しているんです。
ストレス性ドライマウスのセルフケア
自宅でできるケアもあります。
- こまめに水分補給(常温水)
- 唾液腺マッサージ(耳下腺・顎下腺・舌下腺をやさしく刺激)
- よく噛んで食べる(ガムやスルメもOK)
- 鼻呼吸を意識する
- 口内の保湿剤(ジェル・スプレー)を活用
ただし、症状が続く場合は歯科でのチェックが必要です。
歯周病治療や歯石取りの際に、唾液の状態を一緒に確認できます。
次郎丸デンタルクリニックの特徴
当院では、症状だけを見るのではなく、**「なぜそうなったか」**を一緒に考えます。
- 拡大鏡・CTを使った精密な診査
- 歯石・バイオフィルム除去
- 明るく清潔な院内、ベビーカーごとユニット横まで入れる導線
- キッズスペース完備、土足OK
- 駐車が苦手な方も安心の広い駐車場
ストレスで体が疲れているときこそ、歯科でのメンテナンスが心身のリセットになります。
💡 治療の流れ(例)
- 初診カウンセリング:症状・生活習慣・ストレス状況をヒアリング
- 唾液検査・CT撮影:原因を正確に把握
- 歯石とり・歯周病治療:口内環境を整える
- 必要に応じて根管治療や補綴(セラミック・インプラント)
- 再評価とメンテナンス
治療を通して、「乾く口」から「潤う口」へ。
見た目だけでなく、呼吸や話しやすさも改善します。
❓ よくある質問
Q1. 唾液が少ないとき、歯石とりだけでも受けた方がいい?
→ はい。唾液が減ると歯石がつきやすく、菌が繁殖します。定期的な歯石除去はおすすめです。
Q2. ストレスで歯が動いたり痛むことはありますか?
→ 食いしばりや歯ぎしりで歯が揺れることがあります。必要に応じてマウスピースを提案します。
Q3. 口が乾くときの歯磨き粉の選び方は?
→ フッ素入り・低刺激タイプをおすすめします。発泡剤が少ないものが◎。
Q4. 急に歯がしみて痛いときはどうすれば?
→ 冷水でうがいせず、すぐに歯科に連絡を。
まとめ:ストレスと唾液は心と体のバロメーター
ストレスをゼロにすることは難しくても、
口の中の乾きを放置しないことで、心身のバランスを保つことはできます。
「なんとなく口が乾く」「歯がしみる」「歯ぐきが下がった気がする」
そんな小さな違和感も、体が出しているSOSです。
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次郎丸・有田エリアで「最近、口が乾く」「歯がしみる」と感じている方は、
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次郎丸デンタルクリニック
〒814-0033 福岡県福岡市早良区有田5丁目23−26
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