こんにちは。福岡市早良区有田・次郎丸エリアにある「次郎丸デンタルクリニック」院長の木村健吾です。
「子どもの歯は虫歯になりやすいって聞くけど、本当なの?」
「仕上げ磨きはいつまで必要?」
「泣いてしまって歯医者に連れて行けない…」
お子さんの歯のことで、こんなお悩みはありませんか?
私は日々、小さなお子さんと一緒に来院されるご家族から、こうした質問をたくさんいただきます。
特に3歳〜6歳くらいのお子さんは、自分で磨く習慣がつき始めた頃でありながら、まだ磨き残しが多く、虫歯リスクが高い時期です。
1. 子どもの歯は大人より虫歯になりやすい理由
まず知っていただきたいのは、乳歯は永久歯より弱いということです。
エナメル質の厚みが違う
大人の歯のエナメル質は約2.5mm。
これに対し乳歯は約1mmと半分以下しかありません。
そのため、虫歯菌が酸を出すと、あっという間に溶け出してしまいます。
虫歯の進行が早い
大人の虫歯は数か月〜数年かけて進むことが多いですが、乳歯は数週間で神経に到達することもあります。
そのため、気づいたときには「もう神経の治療が必要」ということも珍しくありません。
2. 当院の小児歯科の特徴
次郎丸デンタルクリニックでは、お子さんが安心して通えるように、次のような工夫をしています。
① 怖くない初診体験
「初めての歯医者」で泣いてしまうお子さんは多いです。
そこで、初回は無理に治療せず、診療台に座るだけ・器具を見せるだけからスタートします。
これにより、「歯医者さん=怖い場所」という印象を減らします。
例えるなら、初めてのプールでいきなり飛び込みをさせるのではなく、足だけ水に入れる感覚から始めるイメージです。
② 保護者向け仕上げ磨きアドバイス
お子さんだけでなく、保護者の方にも仕上げ磨きの方法・おやつの与え方を丁寧に説明します。
特に「おやつの時間がダラダラ長い」「ジュースをちびちび飲む」習慣は虫歯の大きな原因になります。
③ フッ素塗布とシーラント
- フッ素塗布:歯を酸に強くする
- シーラント:奥歯の溝を埋めて食べかすを入りにくくする
どちらも痛みがなく、短時間で終わります。
3. 小児歯科でよくある質問
Q. 何歳から歯医者に行けばいいですか?
初めての乳歯が生えたら受診可能です。
虫歯がなくても予防目的で通っていただくと、歯医者に慣れるきっかけになります。
Q. フッ素はどのくらいの頻度で塗ればいい?
3〜4か月ごとに塗布すると効果的です。
学校の歯科検診や定期検診のついでに行う方も多いです。
Q. 泣いたり嫌がったらどうすれば?
無理に押さえつけて治療することは避けています。
何度か通って慣れてから治療を始める場合もあります。
4. 治療・予防の流れ(初診例)
- カウンセリング:生活習慣や歯みがき状況を確認
- 診察:虫歯や歯並びをチェック
- 予防処置:フッ素塗布やクリーニング
- アフターケア指導:仕上げ磨き・おやつ指導
5. 当院が選ばれる理由(小児歯科編)
- ベビーカーのまま診療台横まで入れる広い設計
- キッズスペース完備で待ち時間も安心
- 母子手帳提示で妊婦・産後健診は無料(福岡市事業)
- 土足OK・駐車場40台完備で通いやすい

