【妊婦さん必見】「歯医者に行ってもいいの?」に歯科医が本音で答えます

2025/06/17 【セルフケア, むし歯, 予防, 小児, 歯周病

こんにちは。

福岡市早良区有田・次郎丸エリアの「次郎丸デンタルクリニック」院長の木村健吾です。

妊娠中って、体調も気持ちも不安定になりやすい時期ですよね。

実は私も2人の子を持つ父親として、妻の妊娠中にたくさんの「気になること」と向き合ってきました。

その中でも多くの方が迷うのが――

「妊娠中に歯医者に行っても大丈夫なの?」

という疑問。

今日はそのお悩みに、歯科医として、そして一人の父親として、本音でお答えします。


■ 妊婦さんが歯医者に行っても大丈夫な理由

結論から言いますと――

妊娠中の歯科治療・検診は基本的に問題ありません。むしろ大切です。

その理由は大きく3つあります。

① 妊娠中は虫歯や歯周病になりやすい

・つわりで歯みがきが難しくなる

・ホルモンバランスで歯ぐきが腫れやすい

・間食が増えることでむし歯のリスクが上がる

「赤ちゃんがカルシウムを奪うから歯が悪くなる」というより、

生活リズムの変化が大きな原因なんです。

② 妊婦さんの歯周病は“早産リスク”にもつながる

近年では「妊婦の歯周病が早産・低体重児出産と関係する」という研究もあります。

特に妊娠後期の歯周病は、体全体に炎症反応を起こすことがあるため、注意が必要です。

③ 安定期(妊娠5〜7ヶ月頃)なら多くの治療が可能

・レントゲン:防護すれば影響なし

・麻酔:局所麻酔は母体・胎児ともに安全性が確認済み

・処置:応急処置やスケーリングなどもOK

実際、当院でも妊婦さんの歯石除去や軽い虫歯治療は日常的に行っています


■ 実際にこんなご相談がありました

つい最近も、2人目を妊娠中の30代の女性が来院されてこんなことをおっしゃいました。

「1人目のとき、つわりがひどくて歯をちゃんと磨けなかったんです。

今も歯ぐきが腫れてる気がして…。歯医者って行っていいのか迷ってて…」

この方は実際に検査をすると、歯ぐきに炎症があり、初期の歯周病が進行中でした。

すぐにスケーリングと生活習慣の見直しを行い、「行ってよかった!」と涙ぐまれていたのが印象的でした。


■ 妊婦さんが安心して来院いただけるように…

当院では、妊娠中の方にもできるだけ安心して受診していただける体制を整えています。

  • 長時間の治療は避けて、短時間で終わる内容を優先
  • 麻酔や薬を使用する際は、産婦人科への確認も可能
  • 産後も継続的にケアできるよう、育児中の通院アドバイスも◎

■ 妊婦さんには無料の歯科健診制度があります(福岡市)

ご存じでしたか?

福岡市では、妊婦さんを対象に1回無料で歯科健診を受けられる制度があります。

対象の方には、母子手帳と一緒に「妊婦歯科健康診査受診票」が配布されています。

当院ではその受診票をご持参いただければ、無料で健診を受けることができます。


■ 母子手帳への記載も対応しています

妊婦健診を受けた際には、母子手帳の該当欄に記録を記入いたします。

これは後々、産婦人科や保健師さんとのやりとりにも役立ちますし、

「お母さんがしっかりお口の健康管理をしていた」という大切な記録にもなります。


■ ご予約時のポイント

  • ご予約の際に「妊婦歯科健診を希望」とお伝えください
  • 母子手帳と妊婦健診受診票をご持参ください
  • 通常の歯のトラブル相談とセットでの対応も可能です

■ おわりに:妊婦さんの「歯の健康」は、未来へのプレゼント

赤ちゃんが生まれると、しばらくは自分のことは後回しになります。

だからこそ、妊娠中の「今」こそ、自分の歯を見直すチャンスです。

お腹の赤ちゃん、そして未来のご自身のために。

「ちょっとだけ、歯のこと気にしてみようかな」

そんな気持ちで大丈夫です。

 
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