こんにちは。福岡市早良区有田・次郎丸エリアの歯医者「次郎丸デンタルクリニック」院長の木村健吾です。
みなさん、「口内炎」は一度は経験されたことがあると思います。
実は、**入れ歯をお使いの方に特有の「義歯性口内炎」**というものがあるのをご存じでしょうか?
今回は、
義歯性口内炎と入れ歯の正しい洗浄方法について、わかりやすくご説明していきます。
義歯性口内炎とは?
入れ歯をお使いの方、ぜひ一度ご自身の入れ歯を裏側からじっくり見てみてください。
汚れが付着していませんか?
この汚れは「デンチャープラーク」と呼ばれ、
カンジダというカビの一種(真菌)が多く含まれていることがわかっています。
義歯性口内炎は、このカンジダが繁殖することで引き起こされることがほとんどです。
義歯性口内炎の主な症状
• 舌や粘膜に白っぽいコケのような膜ができる
• 粘膜が赤くただれる
• 舌がヒリヒリ痛む(特に熱いもの・辛いものを食べた時)
• 味覚障害(味がわかりにくくなる、苦味を感じる)
このような症状がある場合、早めに歯科医院で診てもらうことをおすすめします。
なぜ入れ歯は汚れやすいの?
入れ歯の素材(レジン=プラスチック)は、
• 吸水性があり、汚れやニオイを取り込みやすい
• 表面に細かい傷ができ、そこに細菌が入り込みやすい
という特徴があります。
さらに、
• 入れ歯と粘膜の間に汚れがたまりやすい
• 入れ歯が粘膜を擦ることで、小さな傷ができやすい
ため、汚れた入れ歯をそのまま使っていると、
口内炎やカンジダ感染症のリスクが高まるのです。
免疫力低下もリスクに
カンジダ菌は、健康な人のお口の中にも存在している常在菌です。
通常は悪さをしませんが、
• 高齢
• 糖尿病などの全身疾患
• ステロイド薬の服用
などで免疫力が低下していると、カンジダが増殖しやすくなります。
特に、高齢者の方で入れ歯を使用している場合は注意が必要です。
入れ歯を清潔に保つメリット
• 義歯性口内炎の予防
• 口臭の予防
• 入れ歯を支える歯(バネをかけている歯)を守る
• 気持ちよく快適に使える
入れ歯も、毎日のお手入れがとても大切なのです!
義歯性口内炎を防ぐためのケア方法
① 口腔粘膜のケア
総入れ歯の場合、「歯がないから掃除は不要」と思われがちですが、
粘膜も汚れます!
• ガーゼ
• スポンジブラシ
• 粘膜用ブラシ
などを使って、やさしく粘膜を清掃しましょう。
② 義歯ブラシでの清掃
毎食後、義歯専用ブラシで入れ歯を丁寧に磨きましょう。
• 通常の歯ブラシよりも広いブラシ面
• 細かい汚れも落としやすい設計
が特徴です。
③ 義歯洗浄剤の使用
ブラシだけでは落としきれない細菌や汚れを除去するため、
毎晩、義歯洗浄剤に浸けることをおすすめします。
まとめ
入れ歯を清潔に保つことは、
義歯性口内炎や口臭、残っている歯の健康を守るためにも欠かせない大切なケアです。
• 毎日のブラッシング
• 毎晩の義歯洗浄剤による殺菌
• 粘膜のお手入れ
を習慣にして、快適な入れ歯ライフを送りましょう!
もし、入れ歯に痛みや違和感があったり、口内炎ができやすいと感じたら、
無理せず早めにご相談くださいね。
次郎丸エリアで入れ歯のお悩みなら、
次郎丸デンタルクリニックまでお気軽にご連絡ください!
